どうもみなさんこんにちは!ryutaです!今回は『控除の種類とそれぞれの条件』について解説していこうと思います!この記事を読めば控除の種類とそれを適用するための条件について知れますよ!ぜひ最後まで読んでみてください!
前回の記事を読んでおくと今回の記事が更にわかりやすくなると思います!ぜひそちらも合わせて読んでみてください!
では早速解説していきます!
控除の種類
いきなりですがみなさん控除には何種類あると思いますか?全部で15種類あります。全部を覚える必要はありません笑笑。それでも知りたいって人は次の記事を参考にしてみてください!
<所得税の控除は全部で15種類!2020年以降の新たな内容についても解説>
15種類の控除の中でも「会社員の人」に関わりの深い控除がいくつかあります。それをしっかり押さえておきましょう!
❶給与所得控除
まず「給与所得控除」です。会社員の経費みたいなものですね。いきなりですが先程の15種類の控除には入っていない控除です笑笑。
一度課税所得の出し方を復習してみましょう!
会社員⇨給与−控除=課税所得
事業主⇨売上−経費−控除=課税所得
これみて会社員に無くて、事業主に有るものがありますよね。そうです「経費」です。これっていわゆる「不公平」ってやつですよね!なので会社員にも経費をつけて控除してあげよう!というのが給与所得控除です。会社員の経費は大まかに収入と照らし合わせて決められます。そこから控除額が決められます。下の図のような感じです。
給与162万円=控除額65万円
給与360万円=控除額126万円
調べれば一覧で控除額が出るんですがめちゃくちゃややこしいです。会社が勝手に計算してくれるんで安心してください!
❷基礎控除
基礎控除というのは「誰でも38万円の控除がある」ということです。
❸社会保険料控除
社会保険料控除は名前の通り社会保険をある一定額払った時に受けられる控除です。これもそこまで会社が勝手にやってくれるのでそこまで深く知る必要はありません。
会社が計算してくれる控除
上の三つ(給与所得控除、基礎控除、社会保険料控除)は会社側が計算してくれるので心配は必要ないです。問題はこの先に出てくる控除です。
会社員にとって重要な控除
ここから先に出てくる控除についてはしっかり知っておくようにしましょう!
❹扶養控除
まずは扶養控除です。扶養控除は聞きなじみのある言葉だと思います。扶養家族ひとりにつき38万円の控除をしてくれる控除です。70歳以上の扶養家族は48万円になります。この控除を受けるには条件があります。まず配偶者(奥さんか夫)以外の親族(16歳以上)であること。そして同じ財布で生活していること。同居じゃなくても仕送りをしているなどでも当てはまります。そして扶養に入る人の所得が38万円以下(給与が103万円以下)であることです。
❺配偶者控除
続いて配偶者控除です。配偶者がいる場合に38万円の控除が受けられます。条件が年間所得38万円以下であること(給与年収103万円)です。これがいわゆる103万円の壁です。
❻配偶者特別控除
最後に紹介するのは配偶者特別控除です。パートなどをやっていて、103万円以上稼いでいるんだけど、103万を超えた瞬間から税率がビュン!っと上がるのはかわいそうということで、配偶者控除が受けられない人でも少し控除してもらえる制度です。一気に負担が増えないために使う控除ですね。
コメント