どうもみなさんこんにちは!ryutaです!今回は『年収を増やしても幸福度は上がらない?真相を解説!〜後編〜』というテーマで解説していきます!
前回の記事で他人よりも多い事に意味がある財産を地位財。
他者と比較して決まらない財産を非地位財と呼ぶことを学びましたね。今回はその地位財と非地位財がどのように年収と幸福度に関係しているのかを学んでいきましょう!
それでは早速本題に入っていきましょう!
前回の記事のリンクを下に貼っておきますのでぜひ読んでみましょう!
地位財の競走
仮に年収1000万円の人がいるとしましょう。しかし幸福度が低い人がいます。このような人には非地位財はが関係してきます。
なんでかというと「地位財の競争にハマってしまう」からです。
どういうことかというと、年収1000万円の人の周りには年収1000万円くらいの人がたくさんいます。
会社の同僚や、住んでる場所のご近所さんなどです。
このように高い生活水準が普通の環境にいると、年収1000万円という環境が普通に感じてしまうんですね。
しかも周りの人たちに合わせて良い靴や良い服、良い車や良い家を買うようになっていきます。
貧乏人に見られないようにするんですね。
もし、その中で頭一つ抜けたお金持ちが現れたとしましょう。
自分自身の格付けが下がってしまうことでしょう。
一般的ベンツやBMWといった車は高級車です。
しかし、高級界隈では貧乏人の乗り物と言われてしまうこともあるんだそうです。
庶民エリアで高級車と言われるような車でさえも、高級住宅街では普通車になってしまうんです。
経済学の研究で明らかになっているんですが、地位財の獲得競争には終わりがありません。この地位財の獲得競争に参加してしまうと、キリがないんです。
人間はマウントしたがる生き物です。マウントにより競争を起こします。
年収が30億円の人でさえも、周りがそれを上回ると惨めな気持ちになります。
なのでお金持ちの中にはあえて高級住宅街とは離れたところに住む人もいます。
うまく競争と向き合おう
地位財の獲得競争により、経済成長があるのも事実なので競争全体を全否定はしません。
健全な競争はプラスな効果をもたらすことも事実です。
しかし資源は有限であることを忘れてはいけません。お金や時間は無限にはありません。
地位財の獲得競争に巻き込まれると、非地位財を手に入れるための資源がなくなってしまいます。
自分らしさを失ってしまう可能性もあるんです。
死ぬときにお金ちの全盛期を迎えても意味がないんです。
もし地位財の獲得に巻き込まれてしまっている人は
年収が高くても、ゆとりを感じられない程競争をし続けないといけない状況がどこかで生まれているのかもしれません。
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